内科について
よくある症状や疾患
・風邪 ・インフルエンザ ・高血圧 ・糖尿病 ・脂質異常症
・胃潰瘍 ・喘息 ・肺気腫 ・アレルギーなどの免疫疾患
風邪関連症状
かぜの定義は次のようになります。『主にウイルス感染(成人では80〜90%を占めると言われています)による上気道(鼻やのど)の炎症でおこる症候群のこと。くしゃみ、鼻汁、咽頭痛、咳嗽などの局所症状と発熱、倦怠感、食思不振などの全身症状をきたす。』
このように実は表現は大変曖昧です。症候群ですから症状から診断するしかありません。何らかの検査で確定する病名ではないのです。ですからさすがの名医が診察しても厳密には『今のところかぜが疑わしい』ということしか言えないのです。結果的に『かぜは万病のもと』という格言が身につまされることは時に起こり得ます。
それは主に下記①および②のような展開です。
①かぜがこじれると大病になる。(肺炎、髄膜炎など)
②かぜと思っていたら別の病気だった。
このようなことは残念ながら完全には避けられないのです。完全には避けられないまでも極力減らすように、注意深い診察や経過観察が必要なのです。
生活習慣病関連
生活習慣病はかつて成人病と呼ばれ、主に乱れた生活習慣(食生活、運動、飲酒、喫煙など)から発生するといわれています。
生活習慣病は糖尿病、肥満症、脳卒中、心臓病、高脂血症(脂質異常症)、高血圧症、動脈硬化症、痛風(高尿酸血症)などの病気・疾患に繋がります。
当院では医学的な根拠に基づいた生活習慣の指導をいたします。生活習慣病の改善は、まず、日常生活の改善から始まることがほとんどです。今までできなかった健康的な生活を継続していくことは、簡単なことではありませんが、日々の経過を患者さんと一緒に二人三脚で歩んでいくことを心がけます。
消化器系
最新の胃電子スコープを用いて胃・食道・十二指腸の検査をします。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、逆流性食道炎、ヘリコバクターピロリの感染症、急性胃炎、慢性胃炎、慢性便秘症、感染性下痢症、過敏性腸症候群、脂肪肝、急性胆のう炎などの診断と治療を行っています。
胃癌、食道癌の早期発見に努めています。
呼吸器系
気管支ぜんそくを中心としたアレルギー領域呼吸器疾患、喫煙による慢性閉塞性肺疾患など生活習慣病領域の呼吸器疾患、肺炎・気管支炎を中心とした感染症領域の呼吸器疾患、塵肺を中心とした労働災害領域の呼吸器疾患、肺線維症など在宅酸素療法を必要とするような慢性呼吸器疾患など、様々な領域における呼吸器疾患に幅広く対応しています。