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≪内科総合診療≫をこんなスタンスで診ています

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ヒトは、[ハイハイ]→[つかまり立ち]→[直立2足歩行]と成長するとともに、地球の重力の影響を躰に受けて行きます。
すると人間の躰の支柱である背骨は、重い頭を支えながら一番バランスが取り易く地球の重力に沿うカーブを身につけました。
その際、背骨を支える躰の筋肉・靭帯・骨格や器官臓器も地球の重力線に合わせるように、躰の微妙な回旋や回転を加えながら躰の統荷重線を調整しています。

【生来の個性(遺伝子)】・【地球の重力にうまく合わせるように自然に調整されてきた個々の躰の個性】・【現在の生活習慣や生活環境】は、ストレッサー(まとめてストレスと呼ぶことにします)として人間の中枢である脳に情報として送られます。
そして、私たちは「当たり前」に毎日の生活を過ごすことが出来ています。
脳は送られてきた様々な情報を一生懸命に、自律神経系・ホルモン系・免疫系といったツール(手段・方法)を駆使して、躰の内部環境の調和がとれるようにしています。
この内部環境の調和が損なわれてきたとき、人間は症状を自覚し始め、そして「当たり前に過ごしてきた筈の日常生活に支障が出てきた」とき、疾病と呼ばれる状況に陥るケースもあるのではないかと思います。

そんな中で、私の診療スタンスは、身体的側面ばかりではなく、その命ある人間の心理社会的な側面と、先に述べた躰に掛かっている重力の要素・躰の歪みをも考慮に入れながら、患者様の症状や病態と関わって行こうとするものです(全人的医療)。

また、一般内科として血液検査・X線撮影検査・心電図(甲状腺・頸部動脈・心臓・腹部)超音波検査・胃内視鏡検査を当クリニックでは施工しながら疾病の予防・治療に生かしています。

【全人的医療】だからこそ「どこの科を受診したら良いのか?・当クリニックだからこそ患者様に寄り添い治療協力出来るケース」もあるかと思います。
「こんなことを相談して良いのか?・こんな愚痴を聞いてくれるのか?」等々、ヒト・人間であれば自然なことに協力出来ればと思っています。

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